米中関税“90日延長”と円安進行――テクニカル戦略特化で差をつけるEA・インジ開発のすすめ

世界最大の貿易当事者である米国と中国が 2025 年 5 月 12 日に関税停止をさらに90 日間延長することで合意し、株式・為替市場は一気にリスクオンへ傾いています。ドル/円は145円台を突破し、日銀の追加利上げ観測が再燃。ビットコインは史上最高値更新をうかがう展開――こうした「政策イベントの追い風 × ボラティリティ拡大」のタイミングは、MT4向け自動売買(EA)やカスタムインジケーターを最大限に活用できる好機です。ここでは外部ニュースAPIやヤフーファイナンスなどのリアルタイム連動を使わず、“チャート上のプライスアクションと内部指標のみ”で完結するアルゴ開発アイデアと、その受託開発メリットを解説します。


最新情勢をざっくり整理

  • 米中が「90日間の追加関税停止」で合意。米国の対中関税は145 %→30 %、中国側も125 %→10 %へ大幅縮小 El PaísBBC
  • 合意を受け世界株は上昇、リスクオンに転換 Reuters
  • ドル高が進み、ドル/円は145円台後半へ EFG
  • 円安が続けば BOJ 追加利上げの可能性を指摘する声も(最短10月との観測) ブルームバーグブルームバーグ
  • 仮想通貨は「貿易戦争リスク後退→リスク資産選好」で急伸、ビットコインは過去最高に迫る CoinDeskCoinDesk

テクニカルだけで狙えるチャンス

FX:ドル/円・豪ドル/米ドル

シナリオテクニカル着眼点自動売買ロジック例
円安トレンド継続 → BOJ 利上げ打診で急反転4時間足 EMA & ADX でトレンド把握/ATRでダマシ回避• EMAクロス+ADX閾値
• ATR比でストップ調整
豪ドルは中国景気に敏感中国関連指数の時間帯に出来高急増→ボラ拡大• ロンドンFIX前後だけ有効化
• 平均足の包み足検出

仮想通貨:ビットコイン

シナリオテクニカル着眼点インジケーター例
上値更新を試すが高ボラBollinger % B と RSI ダイバージェンス• % B≧0.9 で利確サイン
• RSI<70 で再エントリー

※上記は技術的アイデアの例示であり、売買推奨ではありません。


受託開発で実装できる主な機能

  1. トレンド×ボラティリティ複合EA
    • チャート内の移動平均・ADX・ATRのみ使用
    • 指定セッション外は自動でポジション解消
  2. 時間帯フィルター付きスキャルEA
    • 米・中指標発表直前/直後を自動スキップ
    • 価格急伸時はスプレッド監視で約定制御
  3. カスタムインジケーター(ヒートマップ型)
    • 同一チャート上に複数タイムフレームのボラティリティを色分け
    • スクリプト不要のパラメータ GUI
  4. ポジション集中度ガード
    • 通貨相関行列を内部計算し、相関係数が閾値超えなら新規発注制限

ポイントはすべて「MT4 標準データ+MQL4 計算」のみで完結させること。外部API不使用のため、通信障害やサブスクリプション停止リスクを最小化できます。


受託開発だからこそ得られる優位性

市販EAカスタムEA
多数ユーザーと同一ロジックお客様独自仕様でシグナル被りを回避
パラメータ変更に制限コードレベルで柔軟に改修可能
サポート範囲が限定的納品後もご要望に応じて追加の修正が可能(有償)

免責事項

弊社はソフトウェア受託開発を専門としており、投資助言・運用指図は一切行いません。売買判断はすべてお客様ご自身の責任でお願いいたします。また、本記事は情報提供のみを目的とし、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。

最新のボラ相場を“テクニカル完結型アルゴ”で攻略したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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